第17回計算解剖学セミナー

開催概要

プログラム

  • 講演1 2013年7月18日 16:35 - 17:35
    • 吉澤 誠(東北大学)
    • タイトル
      • サイバーメディシン −VRリハビリから被災地医療まで−
    • 概要
      • 2011年の東日本大震災は東北沿岸部の生活・産業基盤に大きな打撃を与えた.震災前にも,既に東北地方では過疎化が進み,少子高齢化の影響で医療環境が悪化していた.被災地の仮設住宅に居住する人々は依然として30万人弱であり,今後の震災復興には,特に高齢者について医療環境の改善が急務である.本講演では,著者らが取り組んできた情報通信技術を駆使したリハビリテーション・システムや電子診療鞄を使った被災地での遠隔医療システムによる新しいICT医療と今後の展望について報告する.

  • 講演2 2013年7月19日 10:40 - 11:40
    • 松添 博(名古屋工業大学)
    • タイトル
      • 微分幾何学から見た統計モデルの幾何学
    • 概要
      • 統計的推論の幾何学理論のなかで,確率分布のパラメータ空間に関する幾何学は情報幾何学とよばれている.情報幾何学では,パラメトリックな統計モデルは Riemann 多様体であり,双対的なアファイン接続が有用な役割を果たす.特に正規分布族をはじめとする指数型分布族は,Hesse多様体とよばれる幾何学的に良い構造をもち,さらにこの構造はKullback-Leibler ダイバージェンスから誘導される幾何学としても特徴付けられる. 一方,株価変動の分布や自然災害発生頻度の分布など,非指数的な確率分布も多く知られている.これらの確率分布族のなかで,指数型分布族の拡張として得られるものひとつに変形指数型分布族がある.この分布族は2種類の異なる Hesse多様体の構造を自然に持つ.本講演ではこれらの統計モデルの幾何学を解説し,ダイバージェンス関数の幾何学との関連などについて解説する. さらに変形指数型統計モデルの幾何学に関する考察から,確率変数の期待値や独立性という概念は,統計モデルごとに修正を受けることが自然であることがわかる.統計モデルの幾何学の応用として,確率変数の期待値,および独立性の概念の一般化と,最尤推定法の一般化についても解説する.

  • 講演3 2013年7月19日 12:50-13:50
    • 岡谷貴之(東北大学)
    • タイトル
      • ディープラーニングによる特徴学習と画像認識への応用
    • 概要
      • ディープラーニングは,多層のニューラルネットワークを用いた機械学習の方法論である.近年,画像認識や音声認識をはじめとする複数の分野の問題に応用され,従来手法を大きく超える高い性能を示したことか ら,大きな関心を集めている.本講演では,画像認識への応用を軸に,現時点で知られている主な方法を解説し,その整理を試みる.

問い合わせ先

  • 清水昭伸 (東京農工大学)
    • 電子メール simiz @ cc.tuat.ac.jp

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Last-modified: 2013-09-03 (Tue) 11:24:15 (1450d)